驚愕の「価格」対「性能」比
　ズーム全域で高画質。画面の隅々までフラットな解像感。

絞り開放では、さすがにピントが甘く感じるが、それは等倍で

見た場合の話。少し絞れば収差も全く判らない。


レンズメーカー製のレンズをバカにしていた自分が恥ずか

しくなる。安くて良いものを作ると感心しきり。


APS-Cでの使用では、広角側が物足りなく感じるが、

それ以外では不満もなく、どなたにもお勧めできる標準ズーム。



これはなかなかお買い得
スナップ写真にもポートレートや風景写真にもちょうど良いサイズと価格。画質もなかなか良い。しかもズーム全域でF2.8の明るいレンズである。

私自身には望遠レンズが必要な時というのは実際の所あまりない。望遠側が必要な時は、だいたいレンズをもう１本持って行ける状況であることが多い。

望遠側を欲張って標準広角側の写りが犠牲になるレンズは最悪だ。そう言った意味では、このレンズは欲張りせず、全域で十分満足できる良い画質を得ている。今の時代では手ぶれ防止機能がない所が弱点だが、レンズ自体の明るさと最近のカメラの高感度での写りの良さを考えれば、手ぶれの防止機能がないことは大きな欠点のようには思えない。

私がレンズを何本か買って学習した事。ズームはズームの範囲を欲張らない事。画質の良さではズームレンズは単焦点レンズにかなわない事。