TAMRON SP AF28-75mm F2.8 コニカミノルタAF用 A09Sおすすめ度:
高倍率ズーム(28-200mm、28-300mm)の開発で培われた、コンパクト化のための革命的なテクノロジー”XR”により、同クラスでかつてない小型化を実現。「大口径を買ってみたはいいけど、普段持ち歩くには大きくて重くて…」という経験はないでしょうか?タムロンのこの大口径標準ズームは、このような方にぜひお使いいただきたいレンズ。普及タイプ(F/3.5-4.5)の標準ズームと見まごうようなコンパクトさ、大口径の描写のここち良さは、あなたの写真を確実に変える。
標準レンズからの買い増しにもGOOD
KISS X2使用者で、標準レンズEF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISからの買い増しです。
【撮影距離】
18-55mmでは 物足りないなぁと思った方にもばっちり。
意外に最大距離75mmは遠くまで撮れます。
【F値】
またF値も低いので、ボケをいかした写真が撮れます。
【重量】
ただ、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISとくらべると多少重く感じるかもしれません。
私は沢山のレンズをもっているわけではないので、わかりませんが
このクラスのレンズだと軽い方なのかもしれませんね。
ちなみに、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS 重量200g
TAMRON SP AF28-75mm F2.8 キヤノンAF用 重量510g
【総評】
明るくとれますし、このコストパフォーマンス。
標準レンズからの買い増しにもおすすめ商品です。
ボーダーライン
大口径標準レンズという高嶺の花を、標準的な写真ファンに提供してくれるレンズ。
この描写性能をこの値段で実現しているのは本当に素晴らしいと思う。
これ1本で、大概の写真は撮れてしまいます。
それだけ便利なのに、小さく、そして軽い。
ただ、写真好きではなくいわゆる「カメラ好き」な人は
レンズに性能だけでなく希少性だったり、ネームバリューだったり、質感、高級感を求めます。
そうなると、ルックスはちょっと微妙。軽く、安くするための工夫が仇になります。
このレンズの性能をわずかに超えるレンズを買うには、何倍もの金額が必要になります。
このレンズで不満が出るかどうかが、カメラへのはまり込んでしまうかどうかの境目では。
この値段にして恐ろしい画質
カメラ雑誌などで見ると、多くのプロの方もかなり使っているようなので買ってみました。
やはりズーム全域でF2.8通しというのは便利でありがたいです。普通、明るくて困ると言うことはありませんから、レンズは明るければ明るいほど応用範囲が広がるので嬉しいです。
画質・描写は、さすがプロも使うだけあって素晴らしいです。開放からけっこうシャープですが、F4F5.6くらいまで絞るとかなりバリバリです。
発色が濃く、ボケも大きく綺麗で、私は好みの画質です。けっこう寄ることも出来るし、ポートレート撮影などには最高でしょう。価格の安さからしたら、コストパフォーマンスが高いのではないでしょうか。
一方デメリットもいくつかあります。
まず逆光にはめっぽう弱いです。太陽など強い光源があると、すぐ派手なゴーストが盛大に出ます。
付属のレンズフードは、ちょっと着脱が「固い」です。回した時の最後の「カチッ」となる部分の滑らかさがやや足りず、強めに力を入れないと着脱できません。
また、私はEOS 40Dで使用していますが、そこはAPS-C機の宿命で、広角側がどうしても画角的に厳しいです。ワイド端が28ミリからで、しかもそれが実際には1.6倍換算になってしまうわけですから、かなり辛いです。狭い場所や、被写体との距離を長く取れない場所では苦労します。
仮にフルサイズ機に装着したとしても、やっぱり28ミリではちょっと物足りないような気がします。ズーム比もいまどきのレンズとしては寂しい数字ですし、少しくらい価格が高くなってもいいから20ミリ以下、それが無理でもせめて24ミリからのズームにしてくれたら個人的には嬉しいです。
(どうせなら24-105mm F2.8とかいうスペックにしてくれれば、最強のLレンズ・キラーになりますよね・・・今後のタムロンさんに期待)
価格も含め、総合的にはとてもいい、オススメできるレンズだと思います。
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