Canon EF-Sレンズ 60mm F2.8マクロ USM APS-Cデジタル一眼用おすすめ度:
EOS KissデジタルN/EOS Kiss デジタル/EOS 20D専用の軽量かつコンパクトなマクロレンズ。等倍までの撮影が可能です。
品質に満足しています。
焦点合致のシャープさとボケ(非焦点)のやわらかさが抜群に良く品質に満足しています。
オールラウンダーな一本です!
kissDNと50Dで使用しています。
マクロ撮影からポートレートまで何でもこなせる最高のレンズです。
背景のボケかたも綺麗で、ピントがあったときのシャープさは特筆モノです。
等倍撮影も可能です。
あとISがついていたなら言うことなしなのですが。。。但し、マクロ撮影ではMFにしないとピントは合いません。
この価格でこの性能は、費用対効果絶大です。
最初の単焦点レンズにお勧め
流行りのデジイチですが、セットになるレンズは例外なくズームばかり。
まあ確かに便利ですし、性能だって悪くない。
でもどこかに「単焦点レンズっていいらしいなぁ」というあこがれはないでしょうか?
例えばキヤノンならCanon EF Lレンズ 85mm F1.2L II USMやCanon EF Lレンズ 50mm F1.2L USMという強烈なレンズがあります。
聞くところによれば、その表現力はズームの比ではないとか。
しかし残念ながら価格から言ってもそう簡単に買う気になるレンズではありません。
そもそも20万円クラスの単焦点レンズはレビューを読んでどうしようか考えている人の買うものではないでしょうから。
とりあえず単焦点レンズの世界を覗き見たいという人にはこのEF-S 60mmは現実的なチョイスです。何故ならば使用頻度がそれなりに高いからです。まず最初にマクロレンズとして小物の撮影などでの活躍があり、次にポートレート用レンズとしての出番があります。このふたつの局面を合わせるとかなり主役級のレンズとして使い回せます。ボクの場合50Dと組み合わせて使っていますが、かなり使用頻度の高いレンズです。
2.8というF値で、噂に聞く「カミソリピント」の片鱗を味わうことができます。先日昼飯中に冗談半分で絞り開放にしてとんかつを撮ってみたのですが、ピンはひと切れ分しか来ませんでした。ピンの来ている所のコロモの見事な精密再現とその先がふわっとしたキツネ色のボケはとても非日常で、思わず笑ってしまいました。ついでに言うと普段の食べ物を記録したい派の方にはちょっとワーキング・ディスタンスが遠いです。例えば普通の定食みたいなものを全部画面に入れるには少なくとも椅子から立ち、1歩下がらないと撮れません。そういうものを撮るなら多分ケンコー トキナー デジタル一眼専用レンズ AT-X M35 PRO DX キヤノン用 35mm F2.8等倍マクロ 063421の方が適しています。
マクロレンズでのブツ撮りの時にはマニュアル・フォーカスが基本ですが、実はこのレンズと50Dの組み合わせなら、中央部にあるF2.8対応の高精度な測距センサーを使って自動ピント合わせができます。何度か試してみましたが、ほとんど補正の必要がないくらい合焦します。ただしこの時使うのはピント合わせに時間がかかるライブモードなので、マニュアルの方が早いかもしれません。
それから女性のポートレートを撮る時も見た目に迫力のあるズームより、コンパクトなこのレンズの方が威圧感が少ないのか笑顔の強張りが少ないです。後ろをボカすのも自由自在ですから、とても世界が広がります。ただし表情の変化を見ながら一瞬を捉えていきたいこういう場面では粘り強い手ぶれ補正があればなお良かったと思います。何度でも撮り直せるブツ撮りなら問題ないのですが、たまたま一瞬だけ良い表情をした時にブレていると情けない気持ちになります。なので1点マイナスです。
とは言え、使い勝手のいいレンズですから迷っている方にはお勧めです。
余談ですが、マクロストロボはアダプターなしでそのまま付きますよ。
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