OLYMPUS マイクロ一眼 PEN E-PL1ボディ シャンパンゴールド E-PL1 BODY GLDおすすめ度:
新世代マイクロ一眼 OLYMPUS PEN Lite
軽量・コンパクトで一眼画質を身近にしたOLYMPUS PENのこだわりの表現力はそのままに、さらなる使いやすさと軽快さを追求した「Lite」が登場。一眼の表現力をさらに身近にしてくれる一台。
フラッシュが付きました
一年間で三回の新製品発売にもめげず購入しました。
E-P2との比較で。
外観は、数値で見るよりもコンパクトになりました。また、カタログ上では約40gの差がありますが、これも「40gってこんなに差があるの?」と想像以上に軽く感じます。
操作系では、2つのダイヤルが廃止されてしまい、絞りと露出のコントロールにダイレクトにアクセスできなくなるんじゃないかと諦めていましたが、なかなかどうして良好なコントロールです。
私は、ほとんど「絞り優先モード」で使用するのですが、十字キーにうまく操作が割り当てられています。少し使ったら、この操作体系になれました。
また、全体的に操作方法の練り込みが進んでいるようです。
オートモードの機能強化/操作の簡便化を図ったそうですが、私は機械全般においてあまりフルオートを使わない人間なのでどの位良くなったのか判断できません。他の方のレヴューに期待します。
フラッシュが標準搭載になりました。
個人的には一番のトピックです。
夜間撮影なら、最初から別体フラッシュを準備するなどできたので、逆に搭載されていなくてもかまわなかったのですが、以前の機種で困っていた「逆光」に簡単に対応できるようになりました。
昼間に軽装備でスナップに出かけたけれど、逆光にでくわして被写体真っ暗。なんてことが減るはずです。
マイナスなところ。
軽量化のためか、樹脂の部分が増えました。そのこと自体には不満は無いのですが、バッテリー等へのアクセスと、マルチコネクター等へのアクセスの部分のカバーと言うか「ふた」の部分が弱そうになりました。
オリンパスのカメラは、ファームアップをUSB経由で行う方式なので、マルチコネクターにはどうしてもアクセスする必要が出てくると思うのですが、硬質樹脂から軟質樹脂製に変更されたそれは、なるべくならばそっとしておきたい印象です。
バッテリーのふたは、E-P1等と同じ硬質樹脂製で、全く同じ部品だと思いますが、こちらはふたそのものの問題と言うよりも、ボディ本体の材質が変わったため、ふたを閉める時のカッチリ感がなくなりました。こちらも、危うい印象を受けます。
もちろん、オリンパスさんの基準をパスしている製品なんでしょうから、そう簡単には破損しないんでしょうが、安心感が減ったのは間違いありません。
余談ですが、E-P1/E-P2で感じていたSDカードの取り出しにくさは改善されていません。
私は、ボディーのみの購入ですが、Yカメラ店頭で確認してきた点を一つ。
レンズキットには、キット専用のズームレンズが付いてきますが、これは通常のM.ZUIKO14-42よりも17g軽いものなのですけれど、マウントが金属からそうではないものになっていました。通常の使用や、ほとんどレンズ交換をしない場合には問題ないと思いますが、カバンの中に放りこんだうえ、ハードカバーの本とかのように硬くて重量のある物も突っ込んだりする。なんて運び方は少々危険かもしれません(まぁ、荒っぽく扱えば、金属マウントだろうが金属外装だろうがダメですけれど)。少しだけケアしてあげて下さい。
以上、強度的に危うい感を感じたので★4つですが、あくまで「感」です。
大きさ的にC社のコンパクトデジタルカメラG11と同じサイズになり、ますます気軽に持ち歩けるようになったので、平日はE-PL1を持ち歩き、休日は、より操作性の良いE-P2を持ち歩くようにします。
PR