Canon EF-S レンズ 17-55mm F2.8 IS USMおすすめ度:
大口径F2.8の手ブレ補正機構搭載レンズ
大口径で高画質なEF-Sズームレンズを求めるプロやハイアマチュアユーザーからの要望に応えた、EF-Sレンズ対応デジタル一眼レフカメラ専用の大口径・標準ズームレンズ。35mmフォーマット換算で27-88mm相当の焦点距離イメージを備え、非球面レンズやUDレンズ(特殊低分散ガラス)といった特殊光学材料により諸収差を良好に補正することで、開放値F2.8の大口径とズーム全域での高画質を両立している。また、シャッタースピード換算で約3段分の補正効果を発揮する高性能の手ブレ補正機構や、フルタイムマニュアルフォーカス機構の搭載など、プロやハイアマチュアの要求にも応える高性能を実現している。
EF-S でかまわないなら、かなりいいレンズ
EOS 7D と組み合わせて使用しています。明るく、ピント面もつかみやすく、いいレンズです。重さも 7D とのバランスはジャスト。IS のおかげで手ぶれもかなり少なくなります。特に目立った癖もないようですし、ボケ味もズームにしては綺麗だと思います。お勧めですよ。
APS-CサイズのEOSを持つすべての方にお薦めです。
APS-CサイズのEOSを持つすべての方にお薦めします。
フルサイズ機に比べ、同画角でボケの得られにくいAPS-C機は、開放F2.8の大口径ズームレンズなら表現の幅が広がります。(単焦点レンズには、敵いませんが。)
RAW画像閲覧/現像/編集ソフト「Digital Photo Professional」(DPP)の「レンズ収差補正機能」を使用して、周辺光量の低下、歪曲収差、色収差、色にじみを適切に補正できる。(RAW撮影時)
また「EF-S17-55mm f/2.8 IS USM」は、Canon USAとCanon EuropeのCanon Professional Services(C.P.S.)において、「Professional (SLR) lenses」と分類されているレンズ。(その他のEF-Sレンズでは、「EF-S10-22mm f/3.5-4.5 USM」と「EF-S60mm f/2.8 Macro USM」が「Professional SLR lenses」と分類されている。)
利点
・中心解像度が、全焦点域で開放から非常に高い。
・周辺解像度が、開放から高い。一段絞るとかなり高くなる。
・USMならではの高速AF。フルタイムマニュアルフォーカス。
・F2.8通しの大口径+約3段分の手ブレ補正機構(IS)。
・ズームレンズとしては、少ない湾曲収差。
欠点
・大きく・重い。(Kiss系の場合、バッテリーグリップと併用した方がバランスがいいかもしれません。)
・色収差が少し目立つ。(RAW撮影し、DPPによる補正で回避できます。)
・逆光時撮影の際に、フレア・ゴーストが気になる。(単焦点レンズと比較してのことで、12群19枚のズームレンズでは、回避不能。)
・前玉の内側に、チリが混入しやすい。(個体にもよるようですが…。)
フルサイズの大口径標準ズーム「EF24-70mm F2.8L USM」が、2.9倍ズーム。対してAPS-C用大口径標準ズームである「EF-S17-55 F2.8 IS USM」は、35mm判換算で2788mm相当で3.2倍ズーム。技術的に、ズーム比3倍前後が画質の面では破綻しないと考えます。
新製品の「EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM」の焦点域ごとの開放値は、15mm=F3.5・24mm=F4.0・35mm=F4.5・50mm=F5.0・70mm85mm=F5.6と少し暗く、高感度撮影が必要になる場合があります。また周辺解像度を考えると一段絞らなければ、画質は落ちます。
チリの混入については、画質に影響が無い内は放置しても問題ないようです。ズームレンズの宿命でもあるので、画質に影響がでるか、精神衛生上の限界を超えたらサービスセンターに持ち込めばよい問題です。
「EF70-200mm F4.0 IS USM」と画質的なつながりも良く、96mm相当のマクロレンズ「EF-S60mm F2.8 マクロ USM」が、55mmと70mmの画角を補うように使えば、高画質なAPS-Cシステムが組めます。(EF-S60マクロは、開放で周辺光量落ちが顕著なので、RAW撮影+DPPによる補正が必須です。)
Kiss ユーザーにもお勧め!
私はKiss X2に付けて使用していました。
購入する前はズームキットより高いレンズを買って大丈夫か?と心配していましたが、使ってみれば無用の心配でした。
Good
F2.8のボケが柔らかく、綺麗です。
ゴーストが出にくい。
シャープ。
Bad
レンズフードが別売。
キットレンズでは表現するのが難しい立体感が得られると思います。
犬・猫、小さい子供のスナップ(特に室内)が多い人は是非オススメしたいです。
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