Canon EF Lレンズ 200mm F2.8 II USMおすすめ度:
機動性を重視して開発された軽量・コンパクトな望遠レンズ
UDレンズ2枚、新設計リアフォーカス方式の採用で諸収差を良好に補正し、全撮影領域にわたり高い描写性能を誇る。リング USM搭載による静粛・高速AFと、ほどよいホールディングバランスは快適な操作性を実現した。また、大型で遮光効果の高い、着脱式専用フードを装備している。
正直、最初は苦労しました
EOS7Dの追加レンズとして購入。単焦点レンズ初めてにも関わらず、200mm F2.8 のスペックでありながら10万円を切る値段に惹かれて購入してしまいました(笑)。
当初は思い通りの構図を取る為の移動に馴れておらず、かなり苦労しました。ポートレートでは7-8mくらい離れないと絵にならないので、遠くから自然な表情を捉えることが出来ますが、近くで目線を向けてもらったり表情を作ってもらいながらの撮影には向きません。
風景や星空はこれがF2.8望遠の力かと感動するくらいイメージ通りに撮れます。今はF2.8の明るさと、ズームレンズとは段違いの表現力にたいへん満足しており、手放せない一本になっています。
もっと人気が出てもいいレンズ
キャノンの中望遠は 深度が浅い85、100などは
絞らないと 薄いカミソリのようなテイストですが、
200mm2.8は、解像感が高い上にまろやかです。
これを使うと、70-200などの"甘い"レンズの大きさが
さらに不満になるくらいは、価値のあるレンズです。
仮に、200mmでポートレートをとるとすれば、
フルサイズでモデルと10メーター前後の距離が
ちょうど良い画角なんですね。
ということは このすこし離れている距離感でも
信頼関係が保てる人物が居れば、撮影してみることを
お薦めします。
きっと いい絵がとれますヨ。
単焦点にこだわる方に
私が使用しているのは1型ですが,フードが変わったくらいで光学系は同じですのでレポートします。室内スポーツ撮影のために購入しました。コンパクトで描写性能もよく,使いやすいレンズです。1型,2型の違いはフードのみです。1型は組み込み式のフードがついていますが,長さが2cm位とほとんど効果がありません。そのため,フード別体式の2型が発売されました。私はCONTAXのメタルフードを使用することで2型との差を無くしています。70-200/2.8USMも所有しており,焦点距離がかぶるのですが,こちらの方がコンパクトですので,手持ち撮影のときには安心感があります。APSサイズデジ一では,320/2.8とあこがれのサンニッパに近いものがあります。もちろんテレコンバータも使えます。収納性は多少犠牲になりますが,別売りの三脚座は有効です。
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