Canon エクステンダー EF2X 2型 EF2X2おすすめ度:
2タイプの高性能エクステンダー
焦点距離135mm以上の単焦点Lレンズ、およびEF70-200mm F2.8L USM、EF70-200mm F4L USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM、EF400mm F4 DO IS USMに装着できる、2タイプの高性能エクステンダー。マスターレンズの描写性能を高レベルで維持しながら、焦点距離を1.4倍/2倍に延長できる。EF1.4×IIは、鏡筒内部の反射処理を徹底することでフレアを低減。EF2×IIは、新設計5群7枚の光学系を採用し、優れた画質を達成した。また、EF1.4×II/EF2×IIともに防塵・防滴構造を採用。防塵・防滴対応※のEOS、EFレンズとの組み合わせにより、雨滴や埃などの侵入を防ぎ、過酷な環境下でも超望遠撮影が可能。装着時の有効F値低下は、 EF1.4×IIが1段分、EF2×IIが2段分となっている。
※ EOS-1v、EOS-1v HS、EOS-1D/ EF300mm F2.8L IS USM、EF400mm F2.8L IS USM、EF500mm F4L IS USM、EF600mm F4L IS USM、EF70-200mm F2.8L IS USM、EF400mm F4 DO IS USM
使うことのできるレンズが限定されます
私が使用しているのは1型ですので,画質に関する点は割愛させていただきます。2型になり,光学系も改良され,防塵防滴設計となりました。このテレコンでAFを作動させるには,開放F値が2.8よりも明るい単焦点レンズが推奨されています。となると135/2,200/2.8が一般の人が手が届くレンズとなります。ただし,それぞれ,270/4,400/5.6となり,他のレンズに×1.4を使用するのと同等になり,画質や使い勝手(AF測距点の制限等)を考えると×1.4の方が使いやすくなります。ズームレンズでは,70-200/2.8LUSMも使えるのですが,100-400を使用する方が使い勝手は勝ります。というわけで銀塩の時代に比べ使用頻度は激減,×1.4がメインとなっています。例外として,300/2.8や400/2.8で使用する際は,マスターレンズの性能がよいためかなり使えます。どうしても×2が欲しいという方以外は×1.4の方が画質・操作性においても無難と思います。
必要な時にだけ使用しましょう
鳥の撮影で、EF600mmに使用します。どうしても、アップが必要なとき・・・それは、被写体との距離をつめることが出来ないときです。動物との許容距離を侵さずに撮影するのが、自然を撮るもののマナーだと思っています。私は、このテレコンを、ハイビジョンビデオカメラ(XL-H1)に600mmを付けそして、300m離れた猛禽類の巣内のヒナと親鳥のシーンを撮影する時に使用しています。中望遠に使用するのであれば、少しがんばって、レンズメーカーの同倍率効果の出るレンズを購入した方がいいかもしれません。ちなみに、F4であれば、F8になり、良い効果を得るには、一段くらい絞ってやることになるので・・・。どうしても、必要な時に使用する道具だと思います。
確かに大きな期待を抱くのは無理ですが
簡単に高倍率の状態にもっていけるのはうれしいです。
私の場合,70-200 2.8L/ISにつけていますが,APS-Cのため,
テレ端で計算上640mmという超望遠になります。
運動場などの撮影でも結構無理しなくても,アップとなり,
また屋外ということもあるでしょうが,2段程度までしか
絞ることもありません。
いざというときのために,是非どうぞ。
同じくx1.4もありますが,そんなにシビアな状態でもない限り
APS-Cでは320mmまでいけるレンズなので,出番がありません。
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