APS-Cサイズの撮像素子を持ったデジタル一眼レフカメラ専用オートフォーカス円周魚眼レンズ。デジタル一眼レフカメラで円周の画像を作り出します。最短撮影距離13.5cm、最大倍率1：6を達成、近接撮影にも威力を発揮します。　／　※デジタル一眼レフカメラ（APS-Cサイズ相当）専用レンズです。撮像素子サイズがAPS-Cサイズより大きいデジタル一眼レフカメラや、35mmフィルム（銀塩）一眼レフには使用出来ません。

APC-Sでは解像不足
用途がかなり絞られる円周魚眼ですが、描写される領域の有効画素数は30%程度になることや、円周に映る被写体の情報量の多さもあって、APC-Sフォーマットではかなり画質そのものがかなり落ちます。このレンズ、シグマが唯一のAPC-S対応の円周魚眼ではありますが、逆にメーカー純正から出ていないのもわかります。


レンズとしての中心部の解像力はシグマらしくシャープ感はありますが、レンズの特性もあり周辺部になるとかなり甘く乱れていきます。星の撮影という方もいらっしゃると思いますが、画質を求めると難しいと思います。総じて１ショットで捉える必要のある被写体に対して記録用の特殊レンズで、画質をもとめるレンズではない気がします。